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日本人の英語力の現状日本では20年以上前から幼児・小学生対象の英語教室があり、ネイティブの講師も多く、多数の子供達が英語に触れる機会があります。 NHK ラジオの英語講座では子供から大人まで勉強しています。しかし、日本人の英語力はアジアの中で低下する一方で中国・韓国・台湾といった近隣諸国にも大きく差をつけられ、英語力を調べる国際的なテスト (TOEFL,2004-2005) では北朝鮮を除いて最下位に位置しています。このことは、何をどのレベルまで教えるかという学習の根本的な目標から目を背けさせ、きれいな発音をする外国人が指導すれば英語を話すことができるようになるという間違った先入観を植え付けられてきた日本の英語教育の弊害を如実に示しています。 日本における小学生時の英語学習の成果が少ない理由
もし、学校や家庭で日本語を習得することを目的として系統的に編成された教科書やドリルを使って学習をしなかったら、日本人の両親の元で育てられても日本語の読み書きをすることは難しいでしょう。英語学習も日本語の習得と同様に、英語を習得するために必要な言語領域や語彙で構成された教材で学ぶことにより、英語を習得することができます。しかし、これまでイギリスやアメリカで発行された英語教材が輸入されてきましたが、英語を母国語とする子供たちの為に作られているので難しすぎたり、逆に語彙が少なかったりする教材もあります。 これら多くの教材は学習の到達度目標が明確でないことがあり、小学生のときに英語を習っても、中学入学後の成績に差がないことが多くみられます。 幼児期にフォニックスを習得国民の多くが英語を話すことができるアジアの国々では、欧米の子供たちと同様に3歳〜5歳ぐらいから小学校に上がる前にフォニックスを覚えさせることが多いようです。ひらがなやカタカナを覚えることにより絵本を読むことができるように、フォニックスを覚えることにより、英語の音を理解し、英文を読む力をつけると共に日本語にない音を聞くこと・発音することができるようになります。日本語にない音を聞く力や発音することは、年齢が小さいほど容易に習得することができます。 韓国でも、2005年12月に訪韓した際に、韓国語と英語で書かれた幼児のための簡単なフォニックスの本が一般の書店で販売されているのを見ました。日本でも、より多くのお子さんがフォニックスを習得して、英語で苦労しないようになっていただきたいと思います。 小学校および塾で英語をしっかりと勉強しています。シンガポール・マレーシア・フィリピンなどでは小学1年生から学校および塾で英語を勉強しています。数年前にマレーシアで見学した学習塾では、平日は学校の授業の補習として各科目を指導し、土曜日と日曜日は1回3時間ずつ、シンガポールの教材を使って小学1年生から6年生まで、学年別でなくレベル別に英語を指導していました。 中国の小学校高学年の英語の教科書は、日本の中学生が使う参考書のように問題と解説が数多く載っていました。 ![]() |